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NEW! 名古屋三井ビル 新館に鳥羽作品常設展示
●撮影 老川良一
NEW! 『鳥羽美花展 黎明への旅』(於:古川美術館為三郎記念館)
薬師寺花会式で鳥羽美花作品『凛 西ノ京より』を薬師寺に奉納
3月31日、千年の伝統をほこる薬師寺花会式のおり、薬師寺の春を描いた作品『凛 西の京より』を薬師寺に奉納させていただきました。この作品は、昨年、平城遷都1300年とハノイ建都1000年を記念して薬師寺で開かせていただいた「型染めで紡ぐ悠久の都--奈良・ハノイ『鳥羽美花展』」に出品するため作成したものですが、薬師寺に奉納させていただくことになりましたのは大変に光栄なことであり、作品にとっても幸せなことと思います。
当日は素晴らしい天気にも恵まれ、金堂薬師三尊の御前でとりおこなわれた花会式のおりに作品も展示させていただき、本当にありがたいことでした。
<金堂の前でとりおこなわれた奉納 (1)>
<金堂の前でとりおこなわれた奉納 (2)>
<金堂の前でとりおこなわれた奉納 (3)>
<金堂薬師三尊のまえでとりおこなわれる法要>
<薬師寺薄墨桜のまえで> <『凛 西の京より』をえがいた場所で>
「型染めで紡ぐ悠久の都----奈良・ハノイ『鳥羽美花展』」のご報告
>「Sunday Viet Nam News」で紹介されました
「型染めで紡ぐ悠久の都----奈良・ハノイ『鳥羽美花展』」は、平城遷都1300年およびハノイ建都1000年を記念して、2010年10月5日から11月10日まで奈良の薬師寺において、引き続き、12月6日から25日までベトナム、ハノイの文廟およびベトナム国立美術博物館で開催いたしました。
おかげさまで、多くの皆様のご支援とご協力をいただき、成功裡に展覧会を終了することができました。奈良・薬師寺での展覧会では、山田法胤管主さまのご厚意を賜り、本会場の聚寶館に『凛 西ノ京』や『凪に出会う場所』など19作品が展示され、5万人の方々に訪れていただきました。また、国宝・東院堂に飾らせていただいた『祈りの朝 三笠山より』と『ミーソン--熱』、大講堂に飾らせていただいた『モンスーン』、『かげろうⅠ』や『雨上がり』は数十万人の方々にご覧いただくことができました。
ハノイでは、薬師寺とならぶ世界遺産の『文廟』に『凛 西ノ京』と『ダナンからの出発』が対峙する形で展示され、素晴らしい空間が出来上がりました。ベトナム国立美術博物館では『晨 フエより』をはじめ20数点の作品(二つの会場で29点)を展示、多くのベトナムの方に親しんで頂くことができました。また、ハノイを訪れたフランスやドイツの方がKATAZOME 絵画に強い関心を示されたのも印象的でした。
薬師寺での展覧会の模様は、主催の産経新聞が数次にわたり特集を組んでいただきました。また、NHKの日曜美術館アートシーンでいち早く紹介していただいたのをはじめ、多くのテレビ、新聞で紹介していただきました。
10月9日には天皇・皇后両陛下が薬師寺をご訪問されましたが、その折、鳥羽美花作品『晨--フエより』をご覧いただくことができました。また、10月16日に開かれた奈良県主催の「日越文化交流フォーラム」では、本展覧会を通じた日越両国の文化交流の役割に大きな期待が寄せられ、荒井正吾奈良県知事、グエン・フー・ビン駐日ベトナム大使のご挨拶、山田管主さま、陶芸家加藤幸兵衛さん、ベトナムのザンさんと鳥羽美花によるトークショーは大いに盛り上がりました。引き続き開かれたレセプションは、東京京橋のフレンチ名店シェ・イノの井上オーナーシェフの男気でシェ・イノのスタッフほぼ全員が参加しての料理が出され、張富士夫トヨタ自動車会長はじめ皆さんに楽しんでいただくことができました。
ハノイでの展覧会の模様も、多くのベトナムメデイアで取り上げられ、最大の英字 紙”Vietnam News”は新年号で特集を組み、詳しく紹介してくれました。またテレビ番組ではベトナム最大のネットワークVTVが旧正月に30分の特集番組を組んで放映する予定です。このベトナムの展覧会はベトナム政府の全面的なご協力のもと、文廟、ベトナム国立美術館、そして多くのベトナム美術関係者のご理解とご支援をえて開催することができました。また、谷崎在ベトナム日本大使も側面から大いにサポートしてくださいました。特筆すべきは、ベトナム展開催にあたり、山田薬師寺管主さまご夫妻をはじめ、多くのサポーターがハノイに駆けつけて下さったことです。
こうして、悠久の都、奈良とハノイを紡いだ『鳥羽美花展』は無事、成功裡に終了することができました。なにしろ、鳥羽美花の作品は、5メートル×2.5メートルといった大作が多く、これを30点近く、日本各地から薬師寺に運び、その後、ベトナムに空輸する、というのは一大事業でした。この運搬は全日空、OCS、そして日本ロジテムさまの全面的なご協力があって、初めて可能となったものです。本当にありがとうございました。
今回の展覧会を通じ、日本の土壌が育てた型染め、その日本の伝統文化を明日に繋ぎたいという鳥羽美花の思いはますます強くなりましたが、今回のハノイ展で何人かのベトナムの美術関係者から、「ベトナムの(少数民族)モン族にも型染めと共通した技法がある」と指摘され、型染めの源流をたどることにも強く惹かれたところです。
あらためて、本展覧会に寄せていただいた多くの皆様のご協力に心から感謝申し上げますとともに、本展覧会が日本にとって重要なパートナーであるベトナムとの心の交流を深めることに少しでもお役にたち、今後、両国の友好関係が一層深まることを願っております。
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